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2007年09月04日 16:08 ジェット好き

くじら2007年秋

戦うくじら

 八月二十四日
 北海道-内羅臼町沖で、クジラウオッチング中の観光船(三隻)の目の前で、捕鯨船のツチクジラ捕獲作業が行われていた。
 捕鯨船側は「生業として捕鯨を行っているが、クジラが暴れる可能性もあり、船で近づくのは危険」と抗議。
 観光客からは「かわいそう」との声が、観光船船長は「距離は十分とっており、危険はなかった」とのこと。
 参考北海道新聞

 八月三十一日
 アメリカ-サンフランシスコの連邦高裁は、海軍が求める高出力の音波探知機(ソナー)の使用の問題で、クジラなど海洋生物に脅威を与える恐れがあるとして地裁が下していた使用禁止を覆し、これを認める判断を示す。
 海軍側は「国家の安全保障にも利益がある。我々は現在、二つの国で戦争を行っている」と主張。
 参考 AFPより

 八月三十一日
 日本の市場狙いだったアイスランドの「商業捕鯨」が1年で中止
 参考 JANJANより

 あるTVのニュースで捕鯨船船員が「クジラを殺しているところ見せたくはない」と言っていましたがそれが本音なのかもしれません。
 それにしても、何故観光船はクジラ漁を観光客に見せたのでしょう?どこかの国の動物園のように「猟を見せて客が喜ぶ」と思ったのか、サンマ漁と同じ感覚だったのか...

 日本では昔からクジラを捕って食べるという食文化がありますが国際捕鯨委員会により商業捕鯨が大きく制限されています。
 また、商業捕鯨とは別にクジラの生体研究を目的とした調査捕鯨という名の捕獲も行われています。

 そんな日本に対して、多くの国は鯨の捕獲の全面禁止を求めているのは周知の事です、とうぜんアメリカも全面禁止を求めています、一体何のためにアメリカは全面禁止を求めているのか...

 牛より鯨を好む国であれば病気の不安のある物を輸入しなくてよいのですが、そうなっては牛を輸出している国は困るということなのでしょうか?

 アイスランドやノルウェーも商業捕鯨を行う事が出来る国、どちらの国も日本に多くの水産物を輸出してくれている漁業国、しかし、クジラに関しては日本では需要が無いので輸出しないのだそうです。
 たしかに、調査捕鯨で捕獲したクジラが売れずに余っているといわれています、それでも、流通しているクジラ肉は高価な物として扱われているようですが、ちなみに、クジラの売上は調査捕鯨の資金になっているのだそうです、無駄に捕獲しない事が絶対条件なため食料として流通させているということなのですが、しかるに輸入クジラが安く流通する事は困るという事なのか...

 昔は学校の給食でも登場したほど身近な食材の鯨は現代の日本で、牛や豚、もしくは鮪や鰻、松茸(価値が同じくらい?)でもいいけど、これらの食材と同じくらいに食卓に並ぶ事はあるのでしょうか?

追記(2007年9月6日)
 地域によっては鯨肉が一般的な食材として扱われているところもあるようですが、漁獲制限の影響による流通価格が高騰したため、かつては安価であった食材から遠ざかった地域が増えたということのようです。
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